猫を飼い始めて悩まされる代表格と言っていいくらいの『夜泣き』
そもそもこの夜泣きとは何でしょう?
これは夜間に猫が不安やストレスを感じて、鳴き声を出すことを指します。
猫は本来夜行性で、夜間に活発になるため、環境の変化やストレスなどが原因で夜泣きをすることがあります。
また、猫は人間とは異なり、昼夜の区別をつけることができないため、夜でも活発に動き回り、遊びたいと思っている場合も夜泣きをすることがあります。
夜泣きに対する間違った対策
そんな時皆さんはどんな対策をしていますか
もしかして間違った対策をしているかもしれません
- 猫を叱る:猫の夜泣きが原因で睡眠を妨げられるとイライラしてしまうかもしれませんが、猫を叱ることは避けましょう。猫はあなたが怒っていることを理解することができず、むしろ恐怖心をあおることがあります。
- 音をたてる:猫が夜鳴きを紛らわすために、音をたてることは猫を刺激することがあります。例えば、猫の鳴き声に対してラジオやテレビを大音量で流すことは、猫にとって不快でストレスを引き起こすことがあります。
- 部屋から猫を追い出す:猫の夜泣きが原因で眠れない時に、猫を部屋から追い出すことで、猫は自分が居場所を失ったと思い不安になるかもしれません。猫には安心して寝られる居場所が必要です。
- 薬を使う:猫の夜泣きを止めるために、薬を使うことは獣医師の指示がない限り避けましょう。薬物には副作用があり、猫にとって健康に悪影響を与えることがあります。
- 猫を無視する:猫を無視することは、猫が不安や孤独を感じる原因になることがあります。猫があなたに対して鳴き声を出すことは、コミュニケーションを求めている場合もあります。
これらの方法は猫にとってストレスや不快感を引き起こす可能性があり、健康や幸福に悪影響を与えることがあります。
猫の夜泣きに対する改善方法
それでは、夜泣きを改善するための方法として、ご参考までに4つ列挙します。しかし必ず治るというものでもないのでご了承ください。
- 運動をさせる: 猫は夜行性のため、夜になると活発になります。運動をしてエネルギーを消費させることで、夜泣きを防ぐことができます。例えば、猫じゃらしやおもちゃを使って遊びをするなどの方法があります。
- 安心できる場所を提供する: 猫は寝る場所を選ぶ際に、安心できる場所を好みます。猫が安心して眠れる場所を提供することで、夜泣きを減らすことができます。例えば、猫用のベッドやクレート、キャットタワーなどを用意すると良いでしょう。
- 猫とのコミュニケーションを大切にする: 孤独感や不安感がある場合があります。猫とのコミュニケーションを大切にし、猫に対して十分な愛情を示すことで、夜泣きを減らすことができます。例えば、猫と一緒に過ごす時間を増やす、マッサージをする、声をかけるなどです。
- 環境の改善 :環境に対しストレスがあるのかもしれません。猫がストレスを感じないように、猫が好む温度や湿度、音量などの環境を整えることが大切です。また、猫が安心できる匂いのあるものを置くことで、ストレスを軽減できます。
以上、これらの方法を試しても夜泣きが治らない場合には身体的な原因も考えられ、獣医師の診断が必要になる場合もあります。
猫の夜泣きはどのくらいで収まる
猫の夜泣きが収まるまでの期間は、その猫の状態や原因によって異なります。環境の変化やストレスが原因の場合は、猫が新しい環境に慣れるまで数週間から数ヶ月程度かかる場合があります。また、病気や年齢によっても夜泣きが続く場合があります。一般的には、飼い主さんが猫の原因を理解し、適切な対策を講じることで、夜泣きが収まります。


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